コミックマーケットC79一般参加レポート
もう日付どころか年まで変わってしまったけれど、
2010年12月31日に開催されたコミックマーケットC79に参加してきたのでその簡易レポート。
私はコミックマーケット初参加。
知り合いも居ない状態でカタログもない、右も左もわからない状態で参加してきました。
一応公式サイトで諸注意ページをダウンロードして何度か読んだので、マナー違反は犯していない…つもり。
行き
国際展示場にて
降りた後、みんな我先にと階段を進む。
私は流されるままだったが、その際にかけられた圧力で骨を折られるかと恐怖した。
変態でも紳士淑女のみなさんじゃなかったのかよ。。
西の列
待機
なんとか並んだ西の列。たぶん着いたのは午前6時前後だったと思う。
位置的には門の前方。右少し後ろにパナソニックセンターが見える場所。
そんなに前の方じゃないけど、そこまで後ろでもないような気がした。
待ち方
まあ人それぞれなんだけど、簡易椅子を持参している人は賢いなと思った。
あと魔法瓶にいれた温かい飲み物。
私はずっとキョロキョロしていただけなんだけど、周りの人はゲームしたりカタログ読んだりしていた。
…諸注意ページの漫画の中で、スタッフの声が聞こえないと困るからそういうことするな、と書いてあった気がするのだけど？違反じゃないの？
簡単な注意事項
- この場所に8:45までにはもどってこい。
- 後から来た友達を自分の側に入れてはいけない。
あと二つほどあったはずなんだけど、何だったかな？
いずれも常識的なことだった気がする。
運営スタッフ
スタッフの人たちのセンスが光る。
「狩りの時間は終わりです。グッズを狩る準備を始めて下さい」
「嫁は安全なところに逃がしてあげてください。ここから先は戦場です」
時代をよく分かってらっしゃるｗ
動き出した
動き出した時には9時を過ぎていた気がする。
階段の下まで辿り着いたのが9時40分くらいで、そのまま企業ブースに並んだ。
開場して割とすぐに入ることが出来た。
が、特に行く企業を決めていなかったのであまり意味なかったｗｗ
企業ブース
雰囲気
TGSと結構似ていた。まあ物販だけで試遊とかはないから待ち時間はあまりなし。超人気企業以外ｗｗ
TYPE-MOONとかは数時間並ぶ必要があるらしい。
個人的には、初参加でざっと雰囲気を掴みたいという私のような人間は、余程の目的意識がない限り、人気企業は避けた方が良いと思う。
そういうところは二年目以降の熟練者が明確な目的を持って並べばよろしい。
チラシ
歩いていると沢山チラシをくれる。
pixivさんなんかは大きな袋（ショッパー）をくれたので、便利に使わせていただいた。
買い物
普通の人は買い物メインで来るのだと思う。
買い物で最も気を付けないといけないのは売り切れ。
よほどマニアックな嗜好の人でない限り、自分が欲しいと思う物は他人も欲しがっている。
欲しいものはさっさと並んで手に入れるべき。迷ったら買え！！
…というかね、なんたって三日目ですから、既に売り切れているものもある訳ですよ。だからどうしても欲しいものがある場合は初日から来なきゃだな。
個人的な感想だと、トートバッグ系が売り切れやすい気がした。あと懐中時計とか。比較的安価な割に「グッズっぽい」、形のあるものが人気なのかなと思った。
…私も「みっしぃバッグ」を買うつもりだったんだけど買えなかった。。
逆にCDとか画集とかはそれほど人気ではなかったような…？？
私はその辺あまり分からないので嘘かもｗ売れてる画集はやっぱり売れてるんだと思う。
当然、美少女系PCゲームメーカーが沢山ブースを出しているのだけど、こっちは基本的にファンの方々が買っていくので、ゲームの人気をよく把握しておかないと欲しい物が手に入らないかも。
ういんどみるとかTYPE-MOONは割とすぐになくなっていた気がする。
逆に最後の方まで一部グッズが残ってしまっているメーカーもあるけど（というかほとんどそう）、この辺はメーカー側がどれだけ数を用意するかによるのでなかなか読むのが難しい。
個人的に意外だったのは、Navelのブースはすぐ売れてしまうと思っていたのにそうでもなかったこと。
Shuffle!とかアニメ化されてたし、俺たちに翼はないもアニメ化されるらしいので、人気のブランドなんだと思ってた。数を用意しすぎたのかしら？
イベント
大体昼の13時から15時くらいにかけて、無料配布などのイベントが随所で行われる。
幾つかのブースは時間がかぶるため、自分の行きたいところをしっかり下調べしておくのが大事だと感じた。
また、イベント自体はその時間にならないと始まらないが、列自体は結構前から出来る。場所にもよるけど、1時間以上前とかもある。
配布系のイベントは数量に限りがあるため、欲しいものは結構前から並んでおく必要があり、その時間も考慮してどのイベントに参加するか厳選する必要がある。
またイベントの中には、購入者限定整理券が必要な場合もあり、整理券配布は先着順となることが多いようなので、午前中に購入して整理券を獲得しておく必要もあるだろう。
サークル
途中暇だったし、せっかく来たので同人サークルの集う東にも行ってきた。
雰囲気
こっちは企業ブースよりも人が多い印象。
またチラシは配られておらず、周りにいるのは通常の参加者ばかり。
配置
島中とか壁とか、正直何のことか分かっていなかったのだが、実際に見てみて合点がいった。
壁際には人気のサークルが配置され、宣伝も大きい割に列が長い。
大人達が列を成し手を上げてぞろぞろと動く様は、他のイベントでは観察できまい。いや、知らないけどｗ
対して島中には色々なサークルがひしめき合っていて、なんかよく分からん。
私は書籍としての同人誌を買うつもりがなかったため、島中の方には入っていかなかったのだけど、
みんなが流れを作って狭い通路を買い物しながら歩くので、買うかどうか迷っている時間はあまりなさそう。
自分の欲しいものを吟味して必要十分な買い物をしたい人は、あまり入ってはいけない世界だと思う。
直感で判断して、好きそうなものはとにかく買う。そんな気前の良さが楽しむための秘訣だろう。
そんな買い方をしている内に、今まで気付かなかった自分の好みが形になることもあるはずだ。
あと外にも長大な列ができていたけど、壁を越える超人気サークルは外にあるんだろうか？
何のサークルなのか上手く確認できなかったのでよく分かりません。
終了
一般参加者として
三日目なので16時に物販終了。
一般参加者は速やかに帰れというアナウンスがあったので、そのまま帰る。
片付けはサークル参加者や企業の人たちがやって下さるのだろう。
隠蔽の勧め
そのまま「俺はオタクだぜ」と宣言しながら帰っても良いだろうけど、
一般の方の中には嫌悪を抱く人も少なからずいるだろうから、トラブルを避けるため購入物を隠蔽すると良い。
ただ、各ブースで購入時にもらえるショッパーが巨大な場合があるため、通常の鞄だと入りきらない可能性もある。
私が確認した限り、今回はpixiv、Navel、ブラックラグーン、ホワイトキャンバスといったブースのショッパーが巨大だった。
折り曲げたくない人は、さらに大きい袋を予め持参したり、付近のコンビニにあるらしいのでそこで買う必要があるだろう。
…私は結局隠しそこねて、恥ずかしさで死にそうになりながら帰宅しましたとさ。。
